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今週の怪文書 No.394

金融機関と財閥企業の横暴

 二番底が来るとか来ないとか。零細、中小企業は、明日まで自分の会社が生き伸びられるかどうかを心配しているというのに、政府系金融機関や全国規模で厖大な会員数を誇る上部団体、大企業はいずれも能天気。100億円単位の金をポンポン動かしたり、弱い者を平気でいじめたり。そんな世の中の実態を訴えたいとする怪文書がマスコミに届けられている。真偽のほどは不明ながら、書かれている内容は当事者でなければ知る事ができないものもある。まずは、怪文書の内容を。A4判用紙2枚、2頁にワープロでびっしり打たれており、タイトルは〈○×銀行 出口の見えない 第二のサブプライムローン〉。
〈10月末日、今期数X億円の赤字決算で、経営危機に追い込まれた×△××リースへ○×銀行と××商社から各数X億円の資金が振り込まれた。ことの始まりは、○×銀行前トップA氏の××商社役員就任への見返りとして昨年10月 ×△グループの優良会社の×△リースと××商社子会社の××リース事業が合併させられ○×××リースが誕生ことに遡る。
 ××リース事業は過去三度、経営危機に見舞われ△△グループから増資を繰り返しており、××グループお荷物企業としてグループでは、有名であった。その××リース事業に、○×銀行前トップA氏の鶴の一声で×△グループの優良な×△リースを、経営権と数Z億円の持参金までつけ合併させてしまった。
 不幸なのは×△リースの従業員と×△リースの本当の株主の組合員である。知らない間に×△資産を売却された揚句、今期だけで旧××リースの数X億円の不良債権まで肩代わりさせられてしまった。合併前から××リースの大量に不良債権があるのではと問題視されていたが、A氏の意向により○×銀行が合併を実行。○×銀行は、単体で一Y億円以上、×△グループ全体で数Y億円の貸付金が×△××リースにあるため支援せざるない(文章ママ)。また、人的背景も×△グループから数十人の出向者があり、×△グループおよび組合員のリース資産で数Y億円もある。〉
 相当興奮しながら文章を綴ったのか、かなり誤字脱字があるが、それは別として、かなり深刻な告白内容といえる。金融資本の身勝手さがそうさせたのか、財閥の横暴かは不明ながら、強者の弱者への食いつきぶりは凄惨とさえいえる。怪文書は、まだ続く。
〈7月には、旧××リースの不良債権の多さに意を唱えた○×銀行出身の役員3人が××商社出身の社長 首を斬られる内乱があり社内は混沌。さらに、問題は、以前から巧妙な決算操作を繰り返し不良債権の隠蔽を行っていた旧××リースの不良債権が不動産、船舶、航空まだまだある。さらにさらに、隠蔽されたリース残価問題もあり。社内には、今回の増資資金だけで旧××リースの今後の不良債権処理が間に合うかと言う声が聞こえる。この他にも、旧××リースの出身のKリース社長がリース詐欺を行い行方不明。旧××リース社員から百姓呼ばわりされても、経営権と実働部隊を握られており、経営実態を○×銀行はいまだに正確に掴めていない。××グループ発↓○×銀行行き↓第二のサブプライムローン〜終わりの始まりである。〉
 度重なる粉飾決算操作、詐欺事件への関与、後半には恐い話がたくさん出てきているが、これが日本を動かす財閥企業や金融機関のやっていることということらしい。
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