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今週の怪文書 No.412

参院選前に撒かれる“代議士叩き”

 選挙に怪文書は付き物。7月決戦の参院選にも、民主党、自民党議員を中心に、数種類の怪文書が飛び交っている。
 最新版は、自民党から分離独立、新党を立ち上げた領袖たちと、高額商品を押しつけ販売し何度もトラブルを起こしている外国を拠点とする新興宗教団体「A」との関わりなどを書いている。
 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いでか、A教団に甘いといわれるマスメディアも槍玉に挙げられている。まずは、怪文書の内容を。ハガキでマスコミに送りつけられている。
〈前略(議員名)A教団日本支党が続出。
 ○年、教団は故国総選挙で立候補・敗退し、その際、教団で拉致された日本女性数千人のうち数人が人前で珍妙な踊りをさせられ、選挙違反で逮捕。教団は、(米大統領)支援の下、麻薬密輸をした。隣国で広大な土地を購入・入植。日本人信者奴隷2千人が酷使される(女性信者が自殺)。
 関係議員は、自国民の救出をせずに、右翼的大言壮語を吐き、教団本国内の反日を煽り、反日の教団の勢力拡張を側面支援し、悪質商法を放置した(被害×兆円。)。
 見返りに運動員等支援を受ける。○○党H氏は教団殲滅を開始し立派だが、××氏(協賛)は個人利益のため某NPO(教団支配。総工費××兆円。教団の利益×千億円)を推進する。
 D紙(教団支援を受け、教団行事を促進。反対派を煽り教祖を側面援助。)・Eテレビ(同国ドラマを放映・洗脳。)等は彼らを国士と賛美。国民を保護すべき政治家が人身売買に加担・放置するのは史上例がない。今度の選挙で壊滅させるべき。商人は小銭で外人に媚び、国益なし。〉
 怪文書では教団名も政治家名もすべて実名で扱われている。ただし、裏付けの取りにくい話が多いので匿名扱いとした。
 教団憎しであの手この手のエピソードを添えての攻撃。それにうまく乗せて、代議士、特に党を割って出て新党を設立、または参加した政治家をターゲットにしている。
 政治家攻撃、とくに選挙絡みの時は何でもありだ。金にきたない。女(男)に弱い。こんな法律違反をしている。悪口雑言を並べて相手を誹謗中傷し、蹴落とす努力をする。双方ともに政治家の手の内は知っているから、選挙が終われば知らん顔だ。過去に怪文書を出された政治家は? と問われれば、全ての人と答える。そして、怪文書が原因で政治生命を失った人は、田中角栄、山口敏夫、有田八郎、新井将敬、松岡利勝と、やはり星の数ほどいる!?
 民主党の大幹部はマスメディア、某捜査機関にも袋叩きにされたが、ギブアップはしていない。7月の選挙結果が待たれる。
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